トンカットアリについて

トンカットアリは自然の産物である為、バイアグラのような即効性はありません。

個人差はありますが、2週間前後の継続服用で以下のような効果がある事が知られています。

トンカットアリは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促します。  

テストステロンの分泌が増えると、肉体的、精神的な疲労を抑えたり、スタミナをアップさせたりといった効果が期待されます。

また、男性機能を高め、性欲を高めたり、男性不妊を改善する働きもあります。

テストステロン（testosterone）は、アンドロゲンに属するステロイドホルモンで、男性ホルモンの一種。

トンカットアリにはこのテストステロンの分泌を促す成分アルギニンが入っているため、精力増強に効果があると言われています。 また、トンカットアリが自然のサプリメントとして優秀なところは、アルギニンを吸収しやすくするビタミンB6、そして精液に高濃度に含まれる亜鉛など、バランスよく含まれています。

トンカットアリの血液循環促進作用により、足や手の冷え、腹痛や腰痛、肌荒れ、めまい、疲労などの原因となっている血行不良について体の内側から改善します。

そもそも血行不良とは、毛細血管（手や足などの末端部分にある血管）の血行不良が原因で起こります。

人の体は寒さを感じると毛細血管を収縮させて熱の拡散を防ぎ、心臓や肝臓などの大切な臓器の集まる体の中心に血液を集めて体温を維持しようとします。血液の行き渡らなくなった手足は温度が下がることになり、血行不良の状態がずっと続いてしまっているのです。

トンカットアリに含まれているアルギニンにはホルモンバランスを整えて自律神経の働きを正常にする効果がありますので、血行不良改善に期待ができます。

人間関係や仕事といった日常的なストレスによって、体内ホルモンは乱れていってしまいます。

クラチャイダムやマカに含まれていることで有名なアルギニンという成分をトンカットアリも含んでおり、ストレスで乱れてしまったホルモンバランスを、体の内側からゆっくりと正常な状態に戻していってくれます。

ストレス社会といわれる現代においてアルギニンを含んだトンカットアリは重要な食物だといえるでしょう。

体内の脂肪やコレステロールが酸化すると過酸化脂質となって血管にこびりつき、動脈硬化などの原因になってしまうといわれています。

トンカットアリには高い抗酸化作用を持ったサポニンという成分が含まれており、体内の脂質やコレステロールの酸化を防いでくれます。トンカットアリは動脈硬化の予防にとても効果的なのです。

トンカットアリにはカッシノイドといわれる苦味成分が豊富に含まれています。

このカッシノイドに高い抗がん作用・抗腫瘍性があるといわれており、世界中で研究が進められているほどです。

またクラチャイダムやマカにはこのカッシノイドは含まれておらず、滋養強壮に効果のある原料の中ではトンカットアリだけが含んでいるといわれています。

クラチャイダムやマカと同様に、トンカットアリも必須アミノ酸やミネラルといった有効成分を豊富に含んでいます。

それらの有効成分が脳下垂体（ホルモンの分泌に関係のある内分泌器官）に直接作用し、ヒト成長ホルモンやエストロゲンといった体内に必要なホルモンを作るサポートをしてくれます。

さらにホルモン分泌が過剰な場合は、トンカットアリの有効成分がその分泌を制御し最適なホルモンバランスに近づけてくれるといわれています。こうして妊娠しやすい体の状態になっていくといわれています。

また、トンカットアリは多くの栄養素をバランスよく含んだ食品のため、免疫系、ホルモン系、血管系など人間が生きていくうえで重要な基本機能を高め、妊娠するための体調を整えてくれます。

古来からトンカットアリは薬用として地元の人々に利用されてきました。

クラチャイダムやマカと同様に自然の中で育ったトンカットアリは、身体への負担も少なく、様々な実験や研究の結果からも安全性の高い植物であることが確認されており、副作用の心配はありません。